PixeeMo®の設置例と操作手順

※こちらの図はスクロールできます
簡単3ステップで検査開始
①エレスタプレートを装着

エレスタプレートをステージに装着します
②廃液カップを装着

廃液カップをエレスタプレートの廃液ポートに接続します
③シリンジを接続

サンプルが入ったシリンジをセットし、レバーを下げます
PixeeMo®の特徴


圧倒的な検査速度


高速かつ定量的に迅速検出


革新的なフィルタ技術


微生物をもっと見やすく


検出した微生物を自動カウント


研究用途にも最適(濃縮・回収)
従来の一般生菌数検査と
PixeeMo®による全生菌数検査の比較
[従来の一般生菌数検査]
検出対象標準寒天培地35℃48Hの培養条件でコロニーを形成できる微生物のみ
![[従来の一般生菌数検査]](/assets/img/products/pixeemo/pixeemo_comparison1-1.png)
![[従来の一般生菌数検査]](/assets/img/products/pixeemo/pixeemo_comparison1-1_sp.png)
【特徴】
- 培養条件が異なる微生物による汚染には気付けない
- 異常発覚時にはすでに24~48時間が経過している
- 検査手技によるコンタミネーションか、製品汚染か時間が経過しているため、原因究明が困難
- 検証のための再検査にも時間がかかる
- 近年の食中毒原因菌は一般生菌数の汚染度と必ずしも比例していない
- 消費期限の短い製品などにおいて、製品回収リスクをゼロにすることは難しい
[PixeeMo®による全生菌数検査]
検出対象細菌・真菌・芽胞等のすべての生菌全般
![[PixeeMo<sup>®</sup>による全生菌数検査]](/assets/img/products/pixeemo/pixeemo_comparison1-2.png)
![[PixeeMo<sup>®</sup>による全生菌数検査]](/assets/img/products/pixeemo/pixeemo_comparison1-2_sp.png)
【特徴】
- 培養条件によらず、どんな微生物がサンプル中で増殖しても異常を検知することができる
- サンプリング後1時間以内に異常を検知できるため、すぐに製造現場へフィードバックできる
- 再検査結果も早くわかるため、要因の切り分けができる
- 工程内の中間品や環境中の衛生度を定期的にモニタリングできるため、異常発生を未然に防止できる
- 3階級のサンプリングプランによる生菌数モニタリングにより製品回収リスクを理論上ゼロにすることが可能となる
培養との組合せ迅速法による検査と
PixeeMo®による全生菌数検査の比較
[培養との組合せ迅速法による検査]
検出対象ある一定の培養条件下で増殖する微生物の代謝生産物(CO₂等)
![[培養との組合せ迅速法による検査]](/assets/img/products/pixeemo/pixeemo_comparison2-1.png)
![[培養との組合せ迅速法による検査]](/assets/img/products/pixeemo/pixeemo_comparison2-1_sp.png)
【特徴】
- 培養条件が合致しない微生物の汚染には気付けない
- 微生物の代謝生産物である酸素や二酸化炭素などを検知する原理では、サンプル中の初発菌数が少ない場合、8時間以上測定時間が必要となる
- 異常発生時にリアルタイムで現場にフィードバックすることが難しい
- 再検査の結果を同日中に知ることができず、対策が後手になる
- 培養法より僅かに測定時間は短いが、培養法と同じ課題を抱えている
[PixeeMo®による全生菌数検査]
検出対象細菌・真菌・芽胞等のすべての生菌全般
![[PixeeMo<sup>®</sup>による全生菌数検査]](/assets/img/products/pixeemo/pixeemo_comparison2-2.png)
![[PixeeMo<sup>®</sup>による全生菌数検査]](/assets/img/products/pixeemo/pixeemo_comparison2-2_sp.png)
【特徴】
- 培養条件によらず、どんな微生物がサンプル中で増殖しても異常を検知することができる
- サンプリング後1時間以内に異常を検知できるため、すぐに製造現場へフィードバックできる
- 再検査結果も早くわかるため、要因の切り分けができる
- 工程内の中間品や環境中の衛生度を定期的にモニタリングできるため、異常発生を未然に防止できる
- 3階級のサンプリングプランによる生菌数モニタリングにより製品回収リスクを理論上ゼロにすることが可能となる
ATP法によるATP量迅速測定検査と
PixeeMo®による全生菌数検査の比較
[ATP法によるATP量迅速測定検査]
検出対象サンプル中のアデノシン三リン酸をルシフェラーゼと反応させて得られた発光量
![[ATP法によるATP量迅速測定検査]](/assets/img/products/pixeemo/pixeemo_comparison3-1.png)
![[ATP法によるATP量迅速測定検査]](/assets/img/products/pixeemo/pixeemo_comparison3-1_sp.png)
【特徴】
- 菌種により1cellあたりの発光量が異なる
- 特に細菌と真菌の発光量は50~100倍異なる
- 細菌により100cells汚染されているのか、真菌により1cell汚染されているのか判断できない
- メンブレンフィルターでろ過できないサンプルは前培養無しでは測定できない
- メンブレンフィルターの孔径サイズよりも小さい極小細菌は前培養無しで検出することができない
- 微生物の生菌以外のアデノシン三リン酸にも反応する
[PixeeMo®による全生菌数検査]
検出対象細菌・真菌・芽胞等のすべての生菌全般
![[PixeeMo<sup>®</sup>による全生菌数検査]](/assets/img/products/pixeemo/pixeemo_comparison3-2.png)
![[PixeeMo<sup>®</sup>による全生菌数検査]](/assets/img/products/pixeemo/pixeemo_comparison3-2_sp.png)
【特徴】
- 菌種によらず、1cellずつ測定できる
- 細菌と真菌は、それぞれにカウントすることができる
- 細菌の中でも桿菌・球菌の判別ができる
- 前処理でメンブレンフィルターを使用しない
- 粘性の高いサンプルでも測定できる
- φ0.1μmの極小細菌も検出できる
- 試薬の取り扱い管理がシビアではない
- 非侵襲・非破壊原理のため、検出した微生物を回収して培養できる
蛍光染色MF法による全生菌数検査と
PixeeMo®による全生菌数検査の比較
[蛍光染色MF法による全生菌数検査]
検出対象蛍光染色された対象物および自家蛍光粒子
![[蛍光染色MF法による全生菌数検査]](/assets/img/products/pixeemo/pixeemo_comparison4-1.png)
![[蛍光染色MF法による全生菌数検査]](/assets/img/products/pixeemo/pixeemo_comparison4-2_sp.png)
【特徴】
- 菌種により染色されにくいもの、染色時間が長く必要なものが存在する
- サンプル中に自家蛍光粒子がある場合は、染色された対象物との判別が難しい
- メンブレンフィルターでろ過できないサンプルは前培養無しでは測定できない
- メンブレンフィルターの孔径サイズよりも小さい極小細菌は前培養無しで検出することができない
- 使用する試薬により、検出結果が異なることがある
[PixeeMo®による全生菌数検査]
検出対象細菌・真菌・芽胞等のすべての生菌全般
![[PixeeMo<sup>®</sup>による全生菌数検査]](/assets/img/products/pixeemo/pixeemo_comparison4-2.png)
![[PixeeMo<sup>®</sup>による全生菌数検査]](/assets/img/products/pixeemo/pixeemo_comparison4-2_sp.png)
【特徴】
- 菌種によらず、1cellずつ測定できる
- 細菌と真菌は、それぞれにカウントすることができる
- 細菌の中でも桿菌・球菌の判別ができる
- 前処理でメンブレンフィルターを使用しない
- 粘性の高いサンプルでも測定できる
- φ0.1μmの極小細菌も検出できる
- 試薬の取り扱い管理がシビアではない
- 非侵襲・非破壊原理のため、検出した微生物を回収して培養できる
生菌数モニタリング運用のメリット


微生物トラブルによる製品回収リスクを理論上ゼロにすることができます。


工程内異状をリアルタイムで検知するため、すぐに現場にフィードバックでき、早期の原因究明につながります。


異状ライン改善対応後の検証試験もすぐに結果がわかるため、早期にラインを復旧し、安心して製造できます。
導入までの流れ

