モニタリングシステム

最短5分で微生物を検出。微生物汚染リスクモニタリングシステム「ELESTA® PixeeMo®(エレスタ ピクシーモ)」は、
蛍光染色やATPを利用しない唯一の非培養微生物迅速検査装置です。
【AOAC-PTM 認証ナンバー012002号】



ELESTA® PixeeMo®の特徴

圧倒的な検査速度
「ELESTA® PixeeMo®(エレスタ ピクシーモ)」は、出荷判定に必要な微生物汚染リスクの確認時間を最短で5minに短縮します。製品出荷までのリードタイムを縮小し、在庫保管場所も大幅に削減できます。中間工程品の品質モニタリングにも最適です。

高感度かつ定量的に迅速検出
「ELESTA® PixeeMo®(エレスタ ピクシーモ)」は、ATPや蛍光染色を利用しない非培養の微生物定量検出法です。製品残渣由来のATPや自家蛍光物質、死菌などの影響を受けずに低濃度の微生物を定量的に検出することが可能です。
10²cells/gの微生物濃度であれば、わずか20min前後で検出できます。

革命的なフィルタ技術
AFIの独自技術「AMATAR®」は、電気特性解析およびマイクロ流体制御に画像解析技術をプラスアルファした、これまでにない革新的な微粒子分離技術です。微生物検査時のノイズ要素である大量の検体成分粒子から、そこに混在する微量の微生物のみをラベルフリーで分離することができます。

微生物を
もっと見やすく、もっと身近に
HIROX社製高機能ズームレンズ搭載により、光学ズームで1,000倍以上に拡大された画像で捕捉した微生物を観察出来ます。捕捉された微生物が球菌か桿菌かはもちろん、細菌・真菌の特徴も観察することができます。さらに、そこからデジタルズームで4000倍まで拡大可能です。

検出した微生物を自動カウント
「ELESTA® PixeeMo®(エレスタ ピクシーモ)」で分離された微生物は、専用ソフトウェア「エレスタカウンター」にて画像解析により自動カウントされます。また、そのデータや写真はすべてのパラメーター情報とともにシステムに記録されます。レポート出力や、画像の再解析も可能です。

研究用途にも最適
(濃縮・回収)
「ELESTA® PixeeMo®(エレスタ ピクシーモ)」は、非侵襲・非標識で微生物を電気フィルタに捕捉し続け、濃縮した後に専用エレスタバッファで回収する事ができます。
VNCや死菌など通常は培養が難しい微生物の研究にも適しています。
こんな用途にご利用いただけます

総菌数のモニタリング
- 製造工程中の微生物汚染リスクのモニタリング指標に
- 衛生指標菌検査、環境微生物検査のスクリーニングに
- 乳酸菌等有用微生物の中間製品工程内品質確認に

死菌の捕捉・回収
- クレーム回収品の汚染菌(死菌状態のもの)を捕捉・回収し、PCR解析にて原因菌の同定に
- 加熱処理製品や、化粧品等の死菌数のモニタリングによる製品設計の妥当性確認に

非侵襲・非標識分離
- 蛍光染色を用いない分離計測方法であるため、自家蛍光の成分を含む検体でも影響なく総菌数を計測できる
- 捕捉対象に与えるストレスが最小限であることから、捕捉した菌を回収し、培養して検証することもできる
HACCP対策にも有効です
「ELESTA® PixeeMo®(エレスタ ピクシーモ)」による製造工程内の生菌数リスクモニタリングは、
HACCPでの運用に有効です。
〈2018年6月7日に改正食品衛生法が可決し、すべての食品事業者のHACCP制度化が決定しました〉

