2025.2.17
SCREEN・AFI共催セミナー開催のお知らせ
- 微生物検査の革新:迅速評価技術の最前線 -
このたび、SCREENホールディングスとAFIテクノロジーは、食品事業業界の品質管理 や 品質保証部門 でのHACCP対応等担当皆様を対象とした無料ウェブセミナーを、
予測微生物学の第一人者であられる北海道大学 小関成樹先生をお招きし共催いたします。
最新の研究成果を発表する貴重な機会となりますので、ぜひご参加いただければ幸いです。
第3回 SCREENホールディングス・AFIテクノロジー共催
無料ウェブセミナー
日時
2025年2月27日(木) 15:00~16:00
形式
Teamsでのウェビナー
詳細ご案内PDFチラシはこちらにございます。
◆発表内容◆
「新しいラベルフリー分析方法による Campylobactor jejuni 解析の最前線」
◆概要◆
食中毒の原因菌の一種であるCampylobactor jejuni(C. jejuni)は、
大気中では、急速に菌形態をらせん状から球形に変化させて、Viable But Non Culturable cells(VBNC:生きているが、人工培地で培養できない仮死状態)になることが知られています。
これにより、死菌からの分離回収が難しく、正確な検査結果を得ることが困難と言われています。
現在までにいくつかの検出方法が存在していますが、当研究室ではラベルフリーによるC. jejuniの迅速評価方法を研究しています。
本セミナーでは、C. jejuniに対する検査の現状や課題、新しい評価研究成果などについて報告します。
◆講演者◆
国立大学法人 北海道大学大学院農学研究院 教授
小関 成樹(こせき しげのぶ)先生
Webサイト:食品加工工学研究室
◆講演者経歴◆
北海道大学大学院農学研究科生物資源生産学専攻博士課程修了、博士(農学)。
食品材料メーカー、農研機構 食品総合研究所研究員、タスマニア大学農学部(オーストラリア)客員研究員、内閣府食品安全委員会専門委員などを経て、
2020年北海道大学大学院農学研究院教授に就任。
現在は、微生物制御のための各種予測モデルの開発、非熱的微生物制御技術の開発、微生物学的リスク評価/管理の高度化に関する研究に従事している。
食品科学工学会(北海道支部長)、食品微生物学会(評議員)、International Association for Food Protection (IAFP、日本支部長)に所属。
‐参考‐
Campylobactor jejuni (カンピロバクター・ジェジュニ)
カンピロバクター食中毒予防について(Q&A)|厚生労働省
◆発表内容◆
微生物迅速検査装置「ELESTA® PixeeMo®」による分析事例
◆講演者◆
株式会社AFIテクノロジー
取締役/創業者 円城寺 隆治 (えんじょうじ たかはる)
本セミナーは、食品安全に関心のある皆様にとって貴重な情報を提供する機会となります。
ぜひご参加いただき、最新の研究成果や技術について学んでいただければ幸いです。